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愛ちゃん

9月19日は長い。ながい。ながい。ながい。 長い一日になりました。 愛ちゃんは、私の腕の中で、最期の声を出すことなく 静かに息をひきとりました。 猫さんを送り出すのが初めての私は、その後、途方に暮れて。 何から始めて、何をするのかも考えられず、 とりあえずネットで色々調べながら朝になるまで待ちました。 火葬は、6社の見積をとり、値段よりも電話での対応に誠意が感じられた会社にお願いしました。 依頼してよかったです。 愛ちゃんは、11年前、私がつらくて毎日泣いていた時期だった頃に迎えた猫さんでした。 「命に責任をもつ」ことで、自暴自棄になっている自分を生かすためにです。 食べることが趣味で、ジャンプして乗る運動はせず なので、高い場所(50センチ位)に乗れた時には、 めちゃくちゃほめました。 猫じゃらしの先端じゃない手持ちのところが好きで それの方がよく遊んでくれました。 抱っこが嫌いで、膝の上に乗せると脚をビーンと突っ張って 指を広げてパーとなっている姿をもう一度見たいです。 4ニャンの中で、甘え下手で、「私はいいや」と遠巻きでみている子だったので、そのままでも大丈夫だと思ってたけど、 本当は、すごくすごく甘えたかったようです。 愛ちゃんとの残り時間(4ヶ月半)は、11年の中で ふたりにとって、とても濃密な時間となりました。 いつまでも一緒だよ。いままでありがとうね愛ちゃん。